新着情報
育児に疲れた時ー 2024.11.08 ー
・毎日夜泣きが続く
・すぐに「抱っこ」と泣き出しその場から動かない
・言う事を全く聞かない
・すぐに熱を出す
・度々病気になる
・眠い時、ものすごくグズる
・夫は毎日仕事で帰りが遅く、たまにうちにいても面倒一つ見てくれない
・好き嫌いが多い
・思うようにならなかったら叩く
・泣き喚く
・自分の自由な時間がない・・ など。
育児中のお母さんは本当に大変です。
特に手のかかる時期の子どもは、本当に可愛らしい時期でもあるのですが、そんな可愛らしさを感じる暇もないくらい、疲れきっているお母さん達が非常に多いのも実状です。
正直、お母さん一人での子育ては無理だと思います。
必ず「サポート」が必要です。
この時期の母子は「共生関係(自分に足りない部分を相手に補ってもらうような依存関係)」にあります。
それは「心」についても同様です。
子どもの心の足りない部分をお母さんの心が補っています。
つまり、「お母さんの心」と「子どもの心」は一体となっていると考えて下さい。
お母さんは、「自分の心」の一部(感情を自由に感じ、表現する部分)をあまり使えない状態に陥ります。
お母さんだって人間です。いつも優しい笑顔でなんかいられません。
眠い時、悲しい時、腹の立つ時があって当然です。
その気持ちを抑え、「お母さん」でいようと頑張り続けると、夫や子どもに当たったり、やたらイライラしたり、明るくしようと思っても、心が暗く沈んだり・・。
それは至って自然な事です。
育児中のお母さんには、自分の感情を自由に感じる場に出て行けるよう、時々誰かに子どもを預けるとか、気持ちを受け入れてくれる人が必要です。
さて、育児中のあなた。今何がしたいですか?
おしゃれなお店でお茶したいですか?
おしゃれをして、買い物に出かけたいですか?
思いっきり眠りたいですか?
それとも、誰かとおしゃべりしたいですか?
自分の気持ちを受け入れて欲しいですか?
託児所に、数時間子どもさんを預ける事もできます。
自宅で面倒を見てくれる保育士さんもいます。
また、ご主人の理解が得られるのなら、ご主人に少しの時間預けても良いかもしれません。
ご主人が不慣れな場合、最初は30分からスタートして、少しずつ時間をのばしていくようにしていく事もできます。
人に預けて、ご自分の感情を自由に感じる時間を設ける事は、決して怠けている訳ではありません。
母子の心のしくみ上、必要不可欠な事です。
また、悩みなどがあったら、「ママさんサークル」や「ママ同士のお友達」と話してみることも効果的です。
なかなか話ができるお友達ができないという方や、「ママさんサークル」や「お友達」の間でトラブルがあり、話せない場合などには、気軽に心理カウンセラーに話してみるのも、精神衛生上とても効果があると言えます。
一人で抱え込む必要はありません。育児は一人でできる事ではないのですから。
楽しい子育てができるよう、堂々とまわりのサポートを受けましょう。